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合歓木
- ネムノキ -


貴男と会えた
貴女に逢えた

それ以上の何を求めるでしょう

手を取り合い
指を絡めては

いくつもの苦楽と悲喜を重ねて

夜の暗さに胸を閉じても
朝の眩さに目が眩んでも

貴男と在れば
貴女が有れば
それだけで全ての日々は歓喜に溢れる

貴男といれば
貴女が居れば
この胸のうちに真なる灯火が点り
次第に心強いときめきが踊り出す

共に黄昏の果てへ
共に朝日の向うへ

貴方と永遠の愛を紡ぐなら
恐れる悪夢など無いでしょう





(C)Lis,wani/Confeito
撮影:18/07/29(wani)


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