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ロマンスの獣様(楽園のおはなし3章SS)


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(風呂場にて)

「……母さん、わたし今気がついたんだけど」
「どしたの、真珠」
「アンブロシアって意外と胸あるのね」
(どんがらがっしゃーん)
「あ、シアが何かコケてる」
「コケたわね」
「……なに、もしかして大きさとか気にしてるの?」
「そっ、そんなんじゃないけど!」
「うーん。大人になったら自然と膨らむよ。僕もそうだったから」
「……そうかしら」
「そーゆーもんだよ。さ、風呂浸かろ。男どもがつかえてるし」
「アンブロシア、貴女も早く来なさいよ」
「……は、はいorz」

(脱衣場にて)

「へえ〜、真珠気にしてたんだ」
「ニゼル……僕が言うのもなんだが盗み聞きは」
「琥珀も発情期の頃から成長したし、遺伝かなあ。ヒッポグリフの子供、かあ」
「(駄目だ目線が牧場主のもののままだ)」
「きっと可愛い子が産まれるんだろうなあ。あ、でもその前に珊瑚をどうにか」
「分かった、もう分かったから着替えの用意をしようニゼル」



 ― さらにその後 ―



「……っていう話を風呂場で盗み聞……聞いてさぁ!」
「君もか。まあいいが、ニゼルじゃあるまいし真珠の胸の事を聞かれても僕は何も、」
「だからオレとしてはさぁ、ねーちゃんが困ってるなら協力したいなぁって!」
「いやだからね珊瑚、」
「揉むのがいっかな?」
「……止したまえよ、はしたない」
「え、いーじゃん獣なんだし。そーだなー後ろから揉むのがいっかなー?」
「君ね、こういう時だけ獣がどうとかいうのは」
「あ、ダメダメー。そんな残念そな顔しても揉んでいーのはオレだけね!」

(藍夜 は 天候操作 の詠唱をしている!)

「――君ね、止めるのも野暮な話だけどこんな狭い室内で天使能力はどうかと思うよ」
「止めるなサラカエル! なんなんだ、ニゼルといいこのパーティには情緒ってものがないのか!!」
「あったら苦労しないと思うよ。ま、見た限り苦労しているのは君一人だけのようだし」
「……」
「あれぇ、落雷キャンセル? らっきー」
「さて、僕も烏の行水を済ませようかな」
「え? 殺戮、どこ行……」

〜 間 〜

「それで、わたしにこの消し炭寸前の愚弟をどうしろっていうのかしらね」
「ごめんよ、真珠ー。藍夜が考えなしにこんな所で暴れるから」
「……どいつもこいつも分かってないんだ」
「藍夜、何があったかは知らないけど、珊瑚ってこういう性格なんだからさ。大人になろうよ」
「君も何も分かってないんだ、ニゼル」




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 UP:13/07/22+08/07 - ReUP:19/07/14