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オフィキリナスの人々


エノク書 第十四頁


(中略)

その家族は骨董品を売買する事で生計を立てていたのだが、その実、店の棚に並ぶ品々が空になる事は殆んどなかった。
木造の古風な建築法で形成される彼の一軒家の名は、オフィキリナス。異国の言葉で「薬効のある」を名の由来とする。
店主の名は「    」。従業員は実弟である「    」、用心棒である魔獣「  」、臨時雇用店員「      」。
定休日は設けられておらず、店主の気分次第で連日開店している事もあれば、何の前触れもなくひと月丸々休む事もある。
神具の販売のみならず、適正診断、関連知識の指導、実演販売なども行う。要予約で喫茶、休憩施設としても利用出来る。

(左から)
悲劇の導き手・天使「アンブロシア」。
雷神の雷霆使い・店主「鳥羽藍夜」。
店員・戦闘要員「鳥羽暁橙」。
智識女神の宝玉使い・牧場跡取り「ニゼル=アルジル」。




(C)Lis,wani/Confeito
UP:13/10/09(wani)


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